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洋式トイレのメリットは?デメリットについても合わせて解説

手すり付きトイレ

 

洋式トイレには様々なメリットとデメリットがあります。しかし、具体的にどのようなものかご存じない方もいるでしょう。この記事では、洋式トイレのメリットについて解説します。デメリットも合わせて解説するため、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

洋式トイレのメリット

洋式トイレのメリットは、以下の4つです。

 

  • 楽な姿勢で利用できる
  • 冬でも快適に利用できる
  • 節水効果を期待できる
  • 衛生的な環境を保てる

楽な姿勢で利用できる

洋式トイレは座る姿勢で利用するため、日常的な使用が非常に楽です。特に高齢者や体の不自由な方にとって、座る姿勢は負担が少なく安定感があります。立ち座りの動作が和式トイレと比べると少なく済むため、介護が必要な方にとってもおすすめです。介護者にとっても、排泄介助の負担を軽減できます。また車椅子を使用する方も、洋式トイレに移ることで楽な体勢で利用が可能です。

冬でも快適に利用できる

冬場の洋式トイレの冷たい感触に、不快感を感じる方は多いでしょう。温かい部屋から冷たい洋式トイレに座る時、温度差によってヒートショックを起こすリスクもあるため注意が必要です。近年の洋式トイレは便座に暖房機能が付いているものが多く、冬場でも快適に利用できます。温度差によるヒートショックのリスクも軽減可能です。ウォシュレットも温水洗浄なので、体への負担が少ないです。

節水効果を期待できる

洋式トイレは一度に流す水の量が少ないため、和式トイレと比べると3分の1まで節水できます。製品によっては流水量の調節も可能です。トイレは1日に何度も利用するものなので、長期的な目で見ると1度の流水量を少なくすることで水道料金を大きく節約できます。

衛生的な環境を保てる

洋式トイレは排泄物が水の中に入るため、臭いが広がりにくいです。流す時に蓋をすることで雑菌やウイルスが広がりづらくできる効果もあります。また、近年の洋式トイレは脱臭や自動洗浄などの機能が搭載されているものも多いため、衛生的な環境を保ちやすい構造になっています。さらに凹凸が少ないタイプや、直接壁に取り付けられていることで床から浮いているタイプなど、掃除がしやすい製品も多いです。

洋式トイレのデメリット

洋式トイレのデメリットは、以下の3つです。

 

  • 掃除の負担が大きい
  • 他人が座った場所に座る必要がある
  • トイレが長くなる

掃除の負担が大きい

掃除のしやすいタイプの洋式トイレも多いですが、和式トイレと比較すると構造が複雑であり、隅々まで掃除するのが難しい場合があります。特に便器周りや便座の裏側など、細かい部分まで掃除する負担が大きいです。

他人が座った場所に座る必要がある

洋式トイレは座る形式であるため、他人が使用した後に座る必要があります。公共のトイレの場合、他人が座った場所に座らなければならず、衛生面に不安を感じる方もいるでしょう。除菌グッズが設置されていることもあるため、気になる方は使用してみてください。

トイレが長くなる

洋式トイレは座る形式であるため、長時間利用していても身体的負担を感じることは少ないです。そのため、和式トイレと比べると使用時間が長くなる場合があります。利用時に負担を感じていなくても長時間座ることで血行が悪くなり、痔のリスクが高くなったり足のむくみにつながったりするため注意しましょう。

メリットとデメリットを比較して洋式を選ぶか検討しよう!

近年は洋式トイレが主流となっていますが、メリットもデメリットもあります。楽な姿勢で利用できたり、節水効果があったりする点は大きなメリットです。しかし、掃除の負担が大きくなったり、快適に利用できることでトイレの時間が長くなったりするデメリットもあります。洋式トイレへの取り替えを考えている方は、それぞれを比較して検討してみてください。

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