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トイレをバリアフリーにするメリットは?施工時のポイントも解説

手すり付きのトイレ

 

トイレは必ず毎日使う場所です。立ち座りの動作も必要となるため、体の負担も大きいです。バリアフリーにすることで、より快適にトイレを利用できるでしょう。この記事では、トイレをバリアフリーにするメリットについて解説します。施工時のポイントも合わせて解説するため、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

トイレをバリアフリーにするメリット

トイレをバリアフリーにするメリットは、以下の2つです。

 

  • 安全を確保できる
  • ストレスを軽減できる

安全を確保できる

バリアフリー化されたトイレは、安全性が高いです。手すりの取り付けや座面の高さ変更などを行うことで、高齢者や身体的な制限がある人でも安心してトイレを利用できます。トイレは立ち座りの動作が必要となるため、手すりを効果的に設置することで安定感の向上につながります。転倒のリスクがある場合は、滑りづらい床材に変更したり、扉を引き戸や折れ戸などに取り替えたりすることが効果的です。

ストレスを軽減できる

身体的な制約をもつ人でも安心して利用できる環境を整えることで、利用者自身や介助者の不安やストレスを軽減可能です。例えばトイレの位置を、居室から近い場所にしたり広い空間を確保したりすると、普段の生活でも利用しやすくなります。

トイレをバリアフリーにする時のポイント

トイレをバリアフリーにするときのポイントは、以下の7つです。

 

  • 段差の解消
  • 手すりの設置
  • 床の素材
  • 寝室からの距離
  • 扉の開き方
  • ボタンやリモコンの設置
  • 車椅子を使用しているか

段差の解消

トイレをバリアフリーにする際には、トイレまでの段差を解消することが重要です。段差があると車椅子や歩行器を利用する方が利用しにくくなります。また、段差があることで転倒のリスクもあがるため注意が必要です。段差を解消して、スムーズに移動できるようにしましょう。

手すりの設置

手すりは、利用者が安全にトイレを利用するための支えとなります。便座の側に手すりを設置することで、立ち座りの動作を安定した体勢で行えます。また、扉から便器までの道のりを手すりでつなぐと、転倒のリスクも軽減可能です。サポートしたい動作に適した形状や高さに、手すりを設置しましょう。

床の素材

トイレの床材は滑りにくい素材を選ぶことが重要です。トイレの空間は他の場所と比べて狭いため、転倒すると助けにくくなる恐れがあります。そのため、転倒のリスクを事前に軽減しておくことが重要です。またトイレの床を汚してしまう可能性がある場合は、掃除しやすい材質や抗菌性能の高い材質の床材を選ぶこともおすすめです。

寝室からの距離

トイレは1日に何度も利用する場所です。夜中に目を覚まして利用することもあるでしょう。寝起きの状態は、起きている時よりも転倒のリスクが高いため注意が必要です。寝室からトイレまでの距離を近くしておくと、いつでも行き来がしやすいため夜間や早朝などでも安心して利用できます。

扉の開き方

トイレの扉の開き方も重要なポイントです。車椅子を利用する方や歩行が不安定な方にとって、開き戸は後ろに下がりながら開く必要があるため負担が大きいです。下がりながら開くことで、転倒のリスクも高まります。引き戸や折れ戸であれば、その場で開閉できるため簡単な動作でトイレを利用できます。

ボタンやリモコンの設置

便座の開閉や洗浄をボタンやリモコンで行えるようにすると、座ったままの状態でトイレの機能を操作できます。ボタンやリモコンで操作すると移動や立ち座りの動作を軽減できるため、高齢者や身体的に不自由な方に適しています。

車椅子を使用しているか

利用者が車椅子を使用している場合、十分に移動できるスペースを確保することが大切です。出入口やトイレの広さを十分に確保することで、車椅子でも利用しやすくなります。

トイレをバリアフリーにして快適な生活を送ろう!

トイレは1日に何度も使用する場所であるため、バリアフリーにして利用しやすくすることが大切です。手すりの設置や扉の取り替えなど、利用者の状態に合わせて適切な施工を行い、快適な生活を送れるようにしましょう。

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